2015.1.24(土
 山口県岩国沖黒島での極寒の夜釣り
 
 今回の釣りは極寒のメバル釣りだ。
 当初の参加予定者は5人、一人減り二人減りついには写真の3人となってしまった。


 いきなりつまづいてしまった出だしだが、3人ともやる気満々、見よこの勇士。


 岩国港から高速艇で約1時間で黒島到着。


 波止は私たちの貸切かと思いきや先客が一人いた。 極寒なのに。
 しかも見た目には失礼ながら80歳くらいに見える。


 ・・釣れてますかー
 ・・何にも釣れんー


 そっけない返事が返ってくる。


 それでも私達は釣れると信じ「おじいさん」と反対側の波止に陣取る。
 いよいよ明日朝までの極寒の釣りがスタートだ。 ワクワク!!

 まずはサビキでアジを狙う。
 アジは来ないが小さなメバルなら結構釣れる。 私達は小さなメバルを釣りに来たのではない。
 あくまでも尺メバル狙いだ。

 今は小さいが、暗くなればそのうち尺が来るだろうと我慢の釣り。
 だが波止の隅から隅まで探るも一向に尺の来る気配が無い。相変わらずメバルが小さい。メバルではなくメバだ。

 おかしい、こんなはずは無いのだ。極寒なのに。潮のせいか?

 潮のせいと諦め、24時くらいにカップ麺、カレーライス、雑炊等の夜食をとる。極寒の中での暖かい食事は格別だ。

 夜食も食べ終わり、さーこれからが尺の時間だと意気込み波止に向かう。

 しかし状態は変わらず、むしろ悪化していた。

 メバすら釣れない。

 結局朝7時まで一睡もせず釣ったが、尺が来ることはなかった。

 ところが、「おじいさん」は違っていた。

 6時位から私が釣っていた辺りで、カブラ仕掛けで釣り始めた「おじいさん」。
 最初は暗くてよく分らなかったが、明るくなってから何気なく見ていると、尺まではいかないが20cmオーバークラスをバンバンとあげていた。

 どうも「朝まずめ」のカブラはよく釣れる様だ。

 下の写真は、単純なので次はカブラを挑戦してみる気になった私と一晩極寒徹夜をしても元気な二人。
 という訳で今回は残念ながら魚の写真は無い。